中川繁夫の寫眞と文章

中川繁夫の自伝を書いていきます。すでに収録済みの寫眞帖ブログ、撮影被写体は釜ヶ崎、白虎社、京都、撮影期間は1978.9~1984.3です。

120kyuku1710210008
フォトハウス表現塾のHP

2017年10月開塾しました「フォトハウス表現塾/メイン講座」です。
開塾場所は
alnair alternative space
<アルナイル>
〒660-0892 兵庫県尼崎市東難波町3-18-8 です。
連絡は中川繁夫(facebook)
https://www.facebook.com/sense.nakagawa

ただいまメイン講座の塾生を募集しています。
問い合わせは、中川繁夫(facebook)へコメントしてください。

https://www.facebook.com/sense.nakagawa

メイン講座第2回目は 2017年11月18日(土)午後2時~午後5時
開塾場所は,
兵庫県尼崎市の「アルナイル」 alnair
 
定員5名です。
参加費1000円(フォトハウス表現研究所会員は500円)
研究テーマは「コンポラ展の時代1960年から そして今」です。
以下、毎月一回第三土曜日の予定で研究会を開塾します。
アルナイルは、ギャラリー176のディレクター杉あつよさんのスペースです。


800siryo0502040007
※掲載写真は1985年のフォトハウスWS風景から、講師は高橋則英氏、です。
<フォトハウスの歴史>-9

PHOTO・HOUSE GALLERY の開設について

 フォトハウスが生み出した作家をフォローしていくための場として、発表を行っていくためのギャラリーの開設が将来必要になってくると考えられます。また、作品制作のための材料を扱い、発表までのプロセスにいたる諸材料を取り揃えておくショップを開店していかなければならないと考えます。

フォトハウスギャラリー
1、ギャラリー部門・・・・作品の展覧会
2、完成作品販売部門・・・・オリジナル、印刷物、イメージ商品等の企画と販売
3、制作材料販売部門・・・・特殊薬品類、特殊機器類、額装のための備品類等の制作と販売
4、印刷斡旋・・・・トータルプランニング請負など

 フォトハウスギャラリーの機能としては、作家と作品を流通に乗せ、商品価値物として需要を喚起し作品を世に送り出すことを目的とします。このためには、制作途上においてさまざまな材料や薬品などが必要になり、また作品収納のための額、ケース、マット、などが必要となりますが、一般には得がたい商品でもあるので、フォトハウスギャラリーの特選品として販売に提供し制作者のための利便を図っていきたいと考えます。



800siryo0502040006
※掲載写真は1985年のフォトハウスWS風景、講師は山崎信氏、です。
<フォトハウスの歴史>-8-

SIZUHARA ART VILLAGE PHOTO HOUSE WORK SHOP

静原芸術村構想の概要
1、京都市北部の山間部に、現代美術の拠点を構築する。
2、芸術ジャンルとしては、絵画の周辺に位置するところの諸ジャンルとする。
3、具体的には
 (1)写真、版画(各素材)、シルクスクリーンなど複数の再生が可能な芸術諸ジャンルとする。
 (2)写真、映画、ビデオといった映像のジャンルとする。
4、各々に講座を設ける。
5、年に一回程度、各ジャンル融合のシンポジュームを開催する。
6、講座講師には、なるべく多くのメンバーを迎え、各講師の継続した講座を開催する。
7、受講生には基礎から高度な技術が身につくまで研究できるようにする。
8、発表形態については
 (1)展覧会
 (2)出版
9、展覧会については美術館、ギャラリーを使用の他、芸術村での屋外展示やテント張によって開催することも可能である。
10、出版については、雑誌形式のもの、単行本形式のもの、もた個人単独のもの、合同のもの、などが考えられる。
11、制作された作品は、独自のルートで販売される。
12、このようなサイクルを持った芸術村の創出が必要であろう。
                                    以上


IMG_20171017_103834_785
1980年ごろだったか、かって写真行為論なんてタイトルで文章を書いていた記憶があります。写真行為とは、写真を撮って、その写真をどう他者に見せるか、ということを考えていたところでした。その頃って、ネット環境なんてなくて、だからもちろんメールなんてなくて、ソーシャルネットワークSNSなんてなくて、あったのは電話回線を使って草の根BBSでしたか、パソコンから文字を送るということが始まったばかりでした。その当時にはビデオカメラもセットで百万ほどしたからぼくなんかは手に負えるものではありません。写真を見せるといっても、ギャラリーを借りて、写真展を開く、そこへ来てもらう(この方法は現在も行われています花盛り的に)。来てもらうためには知らせなければいけなくて、ハガキなどに印刷して、郵便で送るという方法で告知していたところです。友達に見せ、家族で共有する、ということがありますが、写真愛好者が集まるクラブの例会や、新聞社が主催する写真例会や、カメラ雑誌のコンテスト、これらが発表の場として、確保することでした。それがいま、今、いまはどうなのか。このことを論評してみようと思い立ち、ここにいるところです。

掲載した写真は太陽の塔、たいがいの人はこの造形物が何処にあって何なのかということを、見ればわかるというレベルにいらっしゃると思います。じつはこれ、スマホ、アンドロイドを使っていますが、それを使ってインスタグラム、俗称インスタで撮って、ネットにアップした静止画なのです。ライブ発信です。ライブ発信ということは、撮ったその場で数秒後には、ぼくのサイトにアップされるわけです。ぼくは、見せる行為としての写真行為論を組み立て、ライブで痕跡を残していこうと思っていて、それの実行という行為です。かって、まだビデオ環境がなくて写真をつくるのにもフィルムを使っていた当時、1979年ですが、日替わり写真展という行為を実行してみました。撮った写真を現像処理して翌日に展示するという行為でした。それが今や、スマホからSNSへ、という行為です。

スマホで撮ってインスタにアップします。インスタにアップすると同時に、ブログのアメバ、SNSのツイッター、フェースブックへ、アップします。それぞれにそれぞれの使い勝手があって、使い道があって、SNS系は時間軸に沿って記事が流されていく感じで、すぐさま過去になってしまう感覚です。でも、場所とおおむねの時間が同時に記録されているから、過去から現在への見せ方がライブ感覚でできるわけです。と同時にインスタの写真をブログのアメバに連動させていて、アメバには写真記事として溜まっていきます。これらは、写真表現のレベルで、写真発表の現場であって、発表する形式であって、SNSではイイネをポチで、サロン的要素を共有感覚が持てて、写真展に足を運んでもらうよりはるかにイージーに、友達関係に見てもらうことができる。ブログは、ぼくの場合、公開してるから、だれでも見れるようになっています。
(続く)

800siryo0502040012
※掲載写真は1985年のフォトハウスWS風景から、講師は島尾伸三氏、です。
<フォトハウスの歴史>-7-

フォトハウス研究所の設定について

 フォトハウス・ワークショップを開講してきたなかで、基礎部分が終わり、研究分野に進んでいくことになり、数人のメンバーによって研究会が開催されることになる。そこで以前からも私の構想の中にあった形態だが、写真学研究所といったものを開設し、ここを写真研究の中軸としていくことが望ましいと考えています。具体的には大隈さんのスタジオを当面の所在地とし、写真の基礎技法をフォローする化学的メカニズムを研究する母体としていくことを目的とします。

<フォトハウス写真学総合研究所>

第一課、化学実験を中心とした分析学術
    1、薬品研究 2、フィルム現像特性研究 3、完全処理プリント研究

第二課、光学、工学理論を中心とした分析学術
    1、写真美学研究 2、写真システム研究 3、カラー写真研究

第三課、歴史、社会構造、思想を中心とした分析学術
    1、写真史学研究 2、写真社会学研究 3、写真教育学研究

第四課、作家及び作品の解析を中心とした学術評論等
    1、内外歴代写真家研究 2、内外歴代写真作品研究 3、現代写真研究

第五課、写真をベースとした表現、写真から派生した表現の学術研究
    1、写真応用美術研究 2、周辺表現ジャンル研究
                                          以上



このページのトップヘ