このブログには、1980年前後に撮ったフィルムからの画像を載せています。
フィルムに残された画像、もう陽の目を見ることもなかろう、と思っていました。
かって撮った写真を見たいと言われて、スキャンすることにしたのが3年前か。
手持ちの半分ほどのフィルムを、ちまちまとスキャンして、セレクトしました。
ここには大阪市内、西成釜ヶ崎、それに舞踏集団白虎社の画像を載せています。
撮ってからおよそ35年が過ぎてしまいました。
過去をふり返るということに抵抗を感じていた数年前までの過去。
いま自分が撮った写真をながめて、うまく撮れていないのが恥ずかしい。
スキャン画像はトリミングなしのフィルムそのままで載せています。
これはスキャンしてデジタルに変換している画像です。
スキャン専用のデジタルカメラで撮られた画像です。
思えばフィルムで撮っていた頃から見るとデジタルは使い良い。
もちろんフィルムからデジタル、その逆への処理がシームレスにできるから。
写真業界のシステムが、そのようにしてくれているからです。
いずれデジタルカメラで撮られた画像が全てになって、フィルムは旧メディア。
はたして紙に刷られた画像は、このまま続けられるのでしょうか。
そのことが、いま、ぼくのプレゼンテーションにおける関心ごとです。
ニコマートという機種を手にして、家族以外の風景を撮った最初。
掲載写真は、その最初の写真で、映像情報の表紙に使った写真です。
いまデジタルデーターになって、ここに載せます、石川県の内灘です。