※掲載写真は1985年のフォトハウスWS風景から、講師は高橋則英氏、です。
<フォトハウスの歴史>-9
PHOTO・HOUSE GALLERY の開設について
フォトハウスが生み出した作家をフォローしていくための場として、発表を行っていくためのギャラリーの開設が将来必要になってくると考えられます。また、作品制作のための材料を扱い、発表までのプロセスにいたる諸材料を取り揃えておくショップを開店していかなければならないと考えます。
フォトハウスギャラリー
1、ギャラリー部門・・・・作品の展覧会
2、完成作品販売部門・・・・オリジナル、印刷物、イメージ商品等の企画と販売
3、制作材料販売部門・・・・特殊薬品類、特殊機器類、額装のための備品類等の制作と販売
4、印刷斡旋・・・・トータルプランニング請負など
フォトハウスギャラリーの機能としては、作家と作品を流通に乗せ、商品価値物として需要を喚起し作品を世に送り出すことを目的とします。このためには、制作途上においてさまざまな材料や薬品などが必要になり、また作品収納のための額、ケース、マット、などが必要となりますが、一般には得がたい商品でもあるので、フォトハウスギャラリーの特選品として販売に提供し制作者のための利便を図っていきたいと考えます。