写真日々

中川繁夫の写真日々。釜ヶ崎、白虎社、京都、の写真を収録しています。

2019年07月

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古い写真を見ると、その時の記憶がよみがえってくるんですよね。
写真の力といえばいいのか、脳裏に浮かぶ記憶よりも鮮明に思い出します。
思い出は記憶だから、記録された写真から記憶が導き出される、というもの。
いまさら論を立てる気はないですが、この写真、高校二年生のときの写真です。
座ってど真ん中にいるのがぼくですが、ブラスバンドの指揮をしていたから手ブラ。
1963年の秋ですが、ブラスバンド部を創って最初の年の文化祭記念です。

そうそう、最初にチャレンジしようと思ったのが、音楽家になることでした。
音楽理論とか勉強して、作曲家か指揮者になりたいなぁ、と思っていた。
音大への入試にはピアノ演奏が必須だというから、ピアノを習いだした。
とはいっても、高校卒業して十字屋に就職して、そこから2年間ピアノを習った。
バイエルから始めたわけで、レッスン室で身体こわすまでけっこう練習しました。
こわすというのは栄養不足で、下降型、破滅型の人間に、あこがれていたから。

音楽指向から文学指向に変わっていくのは、時代の波が影響してたかも。
まだ大学生ではなかったけれど、学生運動には惹かれるものがありました。
三年遅れで大学生になったのが1968年で、学生運動盛んなころでした。
全学連運動は、クラス単位で結成した闘争会議が集まって全学共闘会議。
クラスの闘争会議が起ったのは、R大ではかなり早い時期のようでした。
そういう時代を経験して、表と裏の境目みたいな道を歩んできて、今ですね。




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金沢駅で昼ご飯を食べようとして探していたら、まいもんや寿司の店がありました。
金沢の回転寿司は有名ですが、この店の名前も有名、値段が高い、100円寿司とは違う。
でも、昼で、このセットに味噌汁がついて、税別1500円でございました。
昼の定食セットで一番安い奴です。
内容については、あれこれ申しませんが、微妙に美味い、旨い、さすがです。

寿司の話でゆうと、ぼくは高校1年の秋から3年の夏まで、寿司屋でバイトしてた。
土日のバイトで、配達のバイトで、単車に乗れたから、重宝がられたみたい。
それに配達する得意先の名前と家を、すぐに覚えたらしい、重宝がられた。
寿司については、作り方のノウハウ、いろいろと教えてもらいました。
ホルモンの味付けは中学生のとき、寿司のノウハウは高校生のとき、ですね。

その頃のことを思いだすと、妙に寒々とした光景ばかりがよみがえります。
夜に、喫茶店にたむろして、単車で街を突っ走って、詩や小説を書こうとしていた。
かっこいいわけないけれど、このように書くと、若いころ、そんなんしてたの羨ましい。
なんていう人もいるけれど、まあ、愛に恵まれていなかったのかも知れないね。
だから、いまもって、愛を求めて、徘徊しているんだと、思うんです。
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ここのブログは、ブログ管理者の中川繁夫が、1970年代から1980年代にかけて撮った写真を、ネット上で保管する目的で、続けてきたところです。京都、釜ヶ崎、白虎社、大きくは三つの枠組みで撮った写真を、保管しているところです。ネットでは、というかブログでは、日々更新とまではいかなくても、更新していかないといけないんですね。いつも生きているという現役を保持していかないといけないんですよ。だから、どうしようかと思いながら、まだネット上に残しているところです。

ひところなら紙媒体で出版し、世に残しておくのが常套でしたが、ぼくの場合、ネット上でそれ同等のことができないかと考えているわけです。もう20年にもなりますが、ネット上に紙に代わる媒体としてのホームページに着目したわけです。その後に、ブログがでてきて、ソーシャルネットワーキングサービスがでてきて、現在、自分ながらに自分発信の枠組みを作っているところです。

ネットワークのSNS、そもそもの現在的な使われ方は、あいさつ的な側面での交流ですね。縦型のヒエラルキーから横型のネットワークに、関係性が変化しているのが、現代の現在だと考えています。この20年で、人間関係が大きく変わったと思えます。ただし、これはネットワークの中での話で、現実の生活現場は、旧態依然のヒエラルキー型ですけど、ね。こんな社会の変化というか、在りかたを研究するのも意義ありかなぁと思います。


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<はな>と<小説>のホームページ
外食チェーンの大手に、すかいらーくのグループがありますよね。
写真はとんかつですが、ガストのとんかつ、これにご飯とスープとサラダ。
やわらかい豚肉だったから成形してあるのかと思ったけど、わかりません。
京都には、昔からの老舗では、とんかつなんてかなり高価な食べ物ですね。
それを外食チェーンの店では、かなり廉価にして、庶民に親しめるようにしてます。
これは豚肉で、養豚の生産現場からして、食肉の餌代とか、工夫しているんでしょうね。

食材の研究とか、養殖技術とか、凄く深い研究がなされて、現在の食生活に貢献です。
貢献と書いたけど、質というか、添加物というか、人体にいいとは限らないですね。
食品添加物、あるいは食品にしあげるに、微量なら有毒でない添加物がありそう。
有機農法とか、農薬を使わない農法とか、それを材料とした食肉の餌とか、深いですね。
食べ物の質にこだわる必要があるけれど、値段的にこだわりきれないところがあります。
ええ、おいしくいただけましたよ、このとんかつ!
中川繁夫のホームページ

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